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メトロノーム症候群は メッキ99%、金1%でできています。
 
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4月1日 (土)

朝起きると、俺はなぜか死んでいた。





俺がドアを開けるとそこには




「久しぶりだな?佑…」






死んだはずの…



いや、



殺したはずの光が…いた。







なんで
なんで

「っ…な、なんでっ…?」


「人の話を聞けよ。」


そういえば初めから違和感が

あったのかもしれない




俺が死にたての頃、

そんなに恐怖を感じなかったのも

耳に馴染んだこいつの声の



おかげだったかもしれない?





「俺は…生きているのか?」


「死んでるよ?普通に。」


「さっき…殺しにって…。」


「あぁ、言ったけど?」


「なんで…お前はっ…」


「復讐だよ。復・讐v」


「ぁ…ぁあ…」


「つか、なんでとか、愚問じゃね?」


「死んでいる俺をどうやって…」


「殺せるんだなー。これがv」




その瞬間、空気を裂くような音がした




「…っは」


「ぁはvびびったー?」




見ると短刀が壁に突き刺さっていた



深く…深く…。




「ちょ、ちょっと、ま、て。」


恐怖で口が回らない

余裕なんてどこかに吹き飛んだ

体がガタガタ震える

頭の中がゴチャゴチャで…




「ん?なーに?」


「3つ…聞きたい事が…ある。」


「親友の最後の頼みだしなv」


「助かるよ。」


「早く言えや。」







「…なぜ俺を疑った?」


「………?」


「なぜ俺が織を取ったと思った?」


「…見たんだ。」



そう、俺は見た。

3月27日の午後、

佑の家から織がでてきたところを




織は用事があると言っていた



佑との用事のほうが大切だったのか?



「お前は…俺を裏切った…」


そう、…信じていたのに

親友だと…思っていたのは俺だけか?




「違う!!」


「何が違う!俺はお前だけは…っ」


「…誤解だ。」


あの日織は俺に相談にきていた

…光の誕生日会について


光には内緒にして驚かせたいと…

そう、織は言っていたのに




織を内心微笑ましく思っていたのに…



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