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メトロノーム症候群は メッキ99%、金1%でできています。
 
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生あたたかい風が吹く場所だった。
あたしはその砂っぽい風が大嫌いだったけれど。
コンタクトの表面にはりつく砂がじゃまだっから。
涙の大切さを知るのはこんなときだ。
早くあたしの視界をクリアにしてくれ。
奴らに見つかる前に早く。そしたらあたしはすぐ涙をとめるから。
もうすべてがはっきり見えるのに、涙をぬぐえないのはなんでかな。
涙の忌々しさを感じるのはこんなときだ。

あたしは熱く沸騰したコンクリ道路のまんなかに横たわる。
非現実的なあたしのメルヘンチック。
顔にくっついてくる砂利。あたしは今どんな顔をしているんだろう。
風に引っ掻き回された髪は砂っぽくじゃりじゃりして不快だった。
道端に咲いたたんぽぽがメルヘンをかき消した。
コンクリートを押し上げて咲く姿はあたしを酷く興ざめさせる。
ちぎりとって首ちょんぱした。
昔たんぽぽ畑で竹馬の友とそうしてあそんだっけ。
何本も何本も処刑されていくたんぽぽ。
なんて残酷な子供だったんだろう。
あたしなりの謝罪でたんぽぽの花びらを一枚、口に含んだ。
苦いはるの味だった。
鉄の味がするようですこし気持ち悪くなった。

道路で横になるような気が狂った人のふりが大好きだった。
美術館に飾ってあるようなそういう絵にドキドキする。
迫ってくる、(こういう気持ちを背徳感というんだろうか)なにかにゾクゾクする。
みずたまりの油が真っ黒な制服のスカートにひろがっていく。
汚い虹のいろ。
とてもとても、きれいないろ。
この状況から一句詠みたくなった。
頭に言葉をならべたてたが文才が無いことに気づいてやめた。

人生80年というがあたしは80年も生きてなんかいたくない。
80年も生きちまったら楽しいことなんて最後にはつきてしまうんじゃないか。
死ぬんなら綺麗に死にたい。
絶対に水死体なんかになるのは嫌だ。
水にふやけてドロドロになった体。
蟹やなんかに啄ばまれめちゃくちゃになった皮膚。
そんなんじゃなくて、そう、もっと若くて綺麗なままで。
刺されて死ぬのなんかいいんじゃないかと思った。
赤い血はあたしの白い肌に映えるんだろう。

死ぬために生きる、それがニンゲン。

あたしはなにをやっているんだろうなぁ。
学校ももう一週間弱は行ってない。
曜日感覚がすでになくて、まるで夏休みのようだった。
今日は、何月だったっけ?
すでに末期で、こんな自分学校に戻ったら学校の皆様に失礼だ。
自分でもわけのわからない理由をつけて明日も休むことにした。
あぁ、「3年A組の吉川ですが今日も風邪のため…」云々
ここまでくると電話なんかしなくても自動的に風邪だと思ってくれるんじゃないか。
そうして社会は動いていくんだと思った。






なんか書きたくなって書いてみた。
まともに内容読む人たぶんいない。

てか、読まなくてよし!!



…読みづらいようにわざと行狭くしてみる。






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